VOX-PLUS
こだわり
- 標準プラン『VOX-PLUS』をベースとしながらも、枠にとらわれない間取りをご提案し、土間とリビングが共存する快適な空間を実現しました。
- 1階はスケルトン階段、梁を見せる天井、無垢材のフロアなど、N様のご要望をすべて取り入れた空間に。一方で、2階はシンプルに仕上げることで、費用面で無理のないプランを叶えました。
- 断熱材には宇宙服にも使用されているという高性能遮熱材を使用。薪ストーブの温かさが活きる空間になっています。
薪ストーブが家族団らんのシンボルに
N様邸は、弊社施工例の中では珍しい「薪ストーブと土間のある住まい」です。当初、平屋スタイルのアラセン標準プラン『FLAT』を希望されていましたが、ご夫婦の念願の「薪ストーブと土間」を住まいのシンボルとして印象的に、効果的に取り入れるために、アラセン標準プラン『VOX-PLUS』をベースにしたカスタマイズプランをご提案しました。 ポイントは通常よりも広く確保したリビングに土間スペースを隣接させた点。リビングとキッチンのどこにいても、薪ストーブの炎を眺めることができます。さらに、薪ストーブを設置する場所は吹き抜けにして、優しい温もりが1階だけでなく、2階にまで届くようにしました。また吹き抜け部分には、奥様ご希望のスケルトン階段を配置。アイアン製の造作階段は薪ストーブの質感とも絶妙にマッチしており、スタイリッシュな印象に仕上がっています。「冬は薪ストーブの前に座って、のんびり過ごす時間が最高に幸せ」と奥様。家族が自然と集まる、N様邸のオアシスとなるスペースが完成しました。
暮らしの中心となる1階に好きなモノを凝縮
家族で過ごす時間と、来客をもてなす機会が最も多いのは1階。そこで、ご夫婦は1階部分にできるだけ「好きなモノ」を取り入れられました。まずはリビングの「梁を見せる天井」。間取り以上の開放感を演出するとともに、空間のアクセントにもなっています。そしてリビング床の「無垢材」。素足で過ごしたくなる気持ち良さです。他にもセンスの良いインテリアや植物、絵を空間に上手く取り入れられ、ご夫婦の個性を映した1階に仕上げられました。
機能性にもこだわった快適な住空間
「カッコよくて快適な住まい」を叶えるために、N様邸は機能性も重視されました。ひとつは断熱材の性能。米国リフレクティックス社の高性能遮熱材を使用し、薪ストーブの温かさを屋内で効率的に保てるようにしました。寒さの厳しい日でも、薪ストーブの温かさが2階まで満たしてくれるので、他の暖房器具を使うことはなかったそうです。また、住まいはご両親の実家の敷地内ということで、家を隣接し、実家へとつながるドアを設置。気軽に行き来できる、二世帯住宅の感覚も取り入れられています。 施主様のニーズに合わせたカスタマイズをすることによって、アラセン標準プランは唯一無二のスタイルへと進化させることができる。N様邸は、その可能性を体現していただいた住まいとなりました。