VOX
こだわり
- 標準プラン『VOX』をアレンジ。2階の一部屋分のスペースをベランダの拡大とフリースペースに当て、ゆとりを感じる2階空間に。
- キッチン裏にはパントリーと背の低い収納棚を設置して、リビングから「見えない収納」に。ダイニングテーブルを置かないことで、すっきりとした広々LDKを実現しています。
- 1階は和室、リビング、キッチンをぐるりと回って掃除が終了。「動線の良さで、家事もはかどります」と奥様も笑顔。
2階の一部屋をベランダ&書斎に
「5人家族に対応可能な丁度いい2階建て」をコンセプトとした、アラセン標準プラン『VOX』。「4SLDK+吹き抜け(2階に3部屋+吹き抜け)」または「5SLDK(2階に4部屋)」を間取りのベースにしています。このプランに、新たな可能性を見出したのが、H様の住まいです。通常、ベランダは2帖のスペースを標準としていますが、「布団も干したいので、ベランダはもう少し広くしたい」とH様ご夫婦からご要望をいただきました。そこで一部屋を無くし、その分ベランダを1.5倍ほどの広さに拡大。さらにベランダの隣にフリースペースを設け、洗濯物を一時的に置いたり、机を置いてご夫婦共用の書斎として利用できる、使い勝手の良い空間に。通常プランでは、2階には部屋がギュッと詰まった感じになるところを、このフリースペースがあるおかげで、ゆとりを感じる2階フロアに仕上がっています。「本を読んだり、勉強したり。これから書斎をいろいろ活用したいと考えています」とご主人は微笑みます。
「見えない収納スペース」で空間をスッキリと
工夫は2階の間取りだけではありません。ご家族がいちばん長い時間を過ごす1階のリビングにも、H様邸ならではのポイントがあります。それが、収納スペースです。「収納スペースを充実させたい」と奥様からご要望いただき、カウンターキッチンの裏には広いパントリーを設けました。さらに、キッチン背面の収納棚はリビングから見えないように、カウンターより低い位置に設置。容量は確保しながらも、「見えない収納」にすることで、部屋自体がすっきりとした印象に仕上がっています。
家具にメリハリをつけて、広さを確保
もうひとつ、リビングの特長は、ダイニングテーブルがないこと。おかげで、広々とした印象です。「部屋の広さを確保したかったので、ダイニングテーブルはナシにしました。ウチは普段、こたつで食事していましたから。そこで、キッチン向かいにカウンターテーブルだけを設置してもらったのですが、これは便利でしたね。朝食はここでとれますし、子どもたちが独立したら、夫婦2人での食事は、この広さで十分」と、ご主人は将来のライフスタイルも見越しています。 他にも、急な来客や奥様の家事室に大活躍の1階和室、土地の形状に合わせて作った1階の広々バルコニーなど、ご夫婦のお気に入りポイントはさまざま。「広くてゆっくりできるので、家に帰る時間は早くなりました(笑)」というご主人の言葉が、マイホームの満足度を物語っていました。